地域活動

政務調査レポート

山口県下関市(平成25年10月22日火曜日)

視 察 日

平成25年10月22日(火)

視察場所

山口県下関市

視察項目

駅前整備について

意  見

「下関にぎわいプロジェクト」
目標を・下関駅周辺のにぎわい・交流拠点の創出・街なか生活の再生・街なか回遊を創出とし、「社会資本整備総合交付金」などを活用し、市が面的整備を行い、民間活力(JRやシネマコンプレックスなど)で暮らし・にぎわい再生事業を平成21年度より5か年での整備。
経緯―関門トンネル開通後、JR下関駅周辺唐戸市場の改修など、ウォーターフロント整備を進めるが駅利用者数の減少は止まらず、平成17年に下関駅にぎわいプロジェクト基本構想を打ち出すがJRとの交渉が難航。そんな中平成18年、放火により駅舎が焼失。これをきっかけに駅舎の建て替えと駅周辺の再開発「下関にぎわいプロジェクト」が進み始める。駅舎の焼失以外に民間(シネコンプレック)の強いリードがあったとの話であった。
開発の手法として空中権を活用し、土地区画ではなく開発ビルワンフロア分のみを都市計画とし整備したことは新しい発想である。
しかしながら、課題として公共施設である通路の安全性とにぎわいを求めている通路両サイドの店舗についてどのように管理していくのかなどあげられる。

北区においても駅周辺の再開発が大きな課題であり、民間の力を最大限活用しながら、JRと協議の上、どのような街づくりをしていく事ができるのか、改めて研究していかなければならないと感じた。

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