地域活動

政務調査レポート

北海道教育庁(平成24年8月8日木曜日)

視 察 日

平成25年8月8日(木)

視察場所

北海道教育庁

視察項目

「親力」つむぎ事業について

意  見

  1. 事業概要(目的と具体的内容)
  2. 家庭や地域の教育力の向上を図り、地域全体で子どもたちを守り育てる社会の実現を目指す目的として、独自に定義した「親力」…「親を含めた保護者が子育てや家庭教育において、子どもの発達段階に応じた子どもとの関わり方を学び、理解し、実践する力」をすべての保護者と地域全体が共有、地域の各主体とのネットワークを構築、持続的にその練ってワークが機能し、それぞれが学ぶ機会が提供される体制づくりを行う。
    主な取り組みとしては、
    ・検討チームの設置と方策の検討 ・「親力」に対する意識・意見調査
    ・フォーラムの開催  ・保護者向けの啓発資料の作成と配布
    ・地域全体で子どもを守り育てる機運を高める取り組みの実施
    ・サイトの開設   ・ロゴマーク等の活用によるキャンペーン実施

    保護者と子ども、地域と家庭、地域の大人と子どものそれぞれの絆づくりを促進し、それを「親力」の土台として、次に「親力」を発揮できるようにするための学習機会の提供や啓発、情報発信などを行っていく。

  3. 計画の背景
  4. 本事業が計画される背景には道民意識調査の中で「家庭の教育力」の低下が顕著に挙げられ、また他のアンケート調査において「生活リズムチェックシート」活用の中で、保護者の関わりによる学習時間の違いが明らかになるなどがある。

  5. 今後の課題と所見
  6. 道内を14管内に分けそれぞれのチーム(市町村教委、社会福祉関係団体、PTA、家庭教育サポート企業等)で検討、活動がなされていくが、地域によっての取組の差などが考えられ、北海道全体としての周知や活性化が課題だと思う。
    事業について、「親力」を保護者、企業も含む地域全体で関わりを持ちながらかげていこうという考え方、特に「家庭での教育力」の低下を正面から取り上げている点、また企業が家庭教育サポートとして積極的に関わりをもっている点は北区との違いであり、取り入れていける点でもあると感じた。

    事業の詳細については8月から事業が開始される為、今後もその展開を見ていきたいと思う。

▲視察レポート一覧に戻る


活動報告