地域活動

政務調査レポート

長野県長野市(平成22年10月27日木曜日)

委員会名

区民生活委員会

視 察 日

平成22年10月27日木曜日

視察場所

長野県長野市

視察項目

地球温暖化対策について

意  見

1・計画の背景について

平成14年に「長野市役所地球温暖化防止実行計画」を策定、「長野市役所環境保全率先実行計画」の実践と合わせ温室効果ガス排出抑制し、平成18年度末には平成13年度対比15.3%削減を図った。しかしその後、IPCCによる気温上昇予測が最大6.4℃に上方修正されるなど、地球温暖化問題は深刻化していることから更に温暖化対策を推進するため平成20年、計画の改定を行った。

 

2・重点取組事項の具体的な内容について

・公共施設への太陽光発電システムの率先導入
・公共施設へのESCO事業率先導入
・小水力エネルギーの率先導入
・省エネ改修などの率先導入

・太陽光発電システム普及促進事業ー個人、法人含め平成22年度末までで3042件の交付実績。市有施設は平成23年度11施設完成予定。
・商店街街路灯建替お曜日改修補助金は平成23年度末までで27商店街を予定。
・電気自動車の導入ー平成23年度までに3台。コミバス「ぐるりん号」も電気バス導入実証実験の実施。
・小水力発電設備導入ー平成25年度までに2か所、合計18.7kw発電。自然エネルギー利用を地域活性化へ。
・長野市バイオマスタウン構想策定ーバイオマス資源(石油などの化石燃料を除いた動植物に由来する有機性資源)を燃料などのエネルギーとして利活用。

 

3・今後の課題

市民・事業者・行政が主体となり協働しながら、それぞれの立場で削減行動を促進していくことが重要になってくる。
また、温室効果ガスの二酸化炭素排出量として大きな割合を占めているのが、電力以外に「一般廃棄物」で約20%このことから、これからはゴミの分別や削減にも取り組みが必要になる。
北区としても温室効果ガス削減に向けたさまざまな施策の再検証が必要であると実感した。

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