地域活動

政務調査レポート

品川区立大井第一小学校(平成20年6月4日)

1.視察年月日

平成20年6月4日

 

2.視察先

品川区立大井第一小学校

 

3.視察結果―小中一貫教育と独自の科目「市民科」について
品川区では平成12年度より”教師の意識改革”と”学校教育の質的転換”をねらいとした、教育改革「プラン21」が始まり、その流れのひとつとして、平成18年度からは「小中一貫教育」が実施されています。施設は一体型一貫校2校と分離型連携校とあり、教育・教科の特徴としては①9年間を<4-3-2>年のまとまりで編成し一貫性を持たせる②日常生活と関連させ、家庭や地域、企業と連携しながら教える、品川独自の学習科目「市民科」や「ステップアップ学習」を設けている。
特に「市民科」は簡単に表現すれば、「社会の中の個」として生きていくための能力を高める教科と言える。大きく5つの項目①自己管理②人間関係③自治的活動④文化創造⑤将来設計に分け、地域社会と関わりながら学び、実践していく。挨拶から始まり、自己アピール法、セルフコントロール法や社会の仕組み・関わり方、ボランティア活動、職業体験などの将来設計、日本の伝統文化体験等々、多岐にわたります。教育委員会での説明と市民科、文化創造の授業「茶道」を視察してきました。茶道を楽しそうにそして真剣に学んでいる姿をみて、これからの取り組みに大変、参考になる視察となりました。

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