地域活動

政務調査レポート

神奈川県立「生命の星・地球博物館」、北区立はこね荘(平成20年5月30日~31日)

1視察年月日
平成20年5月30日~31日 

 

2視察先

(ア)神奈川県立「生命の星・地球博物館」

(イ)北区立はこね荘

 

3、視察結果―神奈川県立「生命の星・地球博物館」
①施設概要
敷地面積:22,460㎡、建物14,220㎡・駐車場4,800㎡
地下1階地上4階建
建物の状況:ミュージアムシアター、展示室、講義室、ライブラリー
ショップ、喫茶室など


②沿革
旧神奈川県立博物館の再編整備により、平成7年1月に自然部門が神奈川県立生命の星・地球博物館として設置。敷地の半分を小田原市が提供している。

 

③入館者の状況
開館日数平均約300日で1日平均は昨年度で748名と開館以来、少しずつ減少し約半数になっている。このことから、高校生以下・65歳以上・障害手帳をお持ちの方は無料になっているが、65歳以上の方については料金について見直しも検討されている。
入館者の3割は団体で、小学校などの社会科見学に利用されている。

④歳入・歳出の状況
歳入:51,718千円 歳出:223,858千円(人件費を除く)
県の一般会計からの補填でまかなわれている。

 

⑤展示・運営について
・展示法がさわれる展示になっており、ガラスなどでの囲いが少ない。
・生涯学習ニーズの高まりに対応するため、各種の講座、講演会が企画。
・小中学校、高校の理科や自然などの学習支援を積極的に行い、学校との連携を図っている。
・友の会を組織し、博物館活動の支援や会員相互の交流を図っている。
・ボランティア活動の充実…学芸ボランティア238名、館運営ボランティア12名、展示解説ボランティア49名など、館を支えている。

 

展示方法の工夫や地域ボランティア活動の充実、など今後北区の取り組みにも活かしていきたい。

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