視察先 :七尾市役所 震災対策について
視察内容:
<概要>
・能登半島地震・平成19年3月25日(日)午前9時41分ころ発生
・七尾市、輪島市など震度6強を観測
・七尾市被害状況・死者なし、避難者延べ98名(すべて自主避難)一週間程度、施設・住宅・農産・商工被害総額は19660290千円
→発生が日曜で時間が早かったことで火災があまり起こらなかった。また、当日市内でイベントがあり市長をはじめ地域住民が活動していたため、災害対策の立ち上がりが地震発生から20分程度と早かった。
風評被害による和倉温泉への客足の減少が大きい。
・対応状況・七尾市地震対策本部設置、自衛隊活動支援(断水)、災害応援協定支援(給水支援や応急危険度判定員派遣、無線など)市ボランティアセンター(外部からのボランティアは受け入れず対応)
<地震をうけて>
・自主防災組織の活動状況の温度差を感じる。統一した対応・対策訓練が課題
・建物の危険度判定についての対応が課題。人数の確保や判定基準について住民への説明など
・高齢者などの一人世帯を含め、「要援護者マップ」の作成を急ぐ。
市町村合併による、災害時の対応策の統一がまだなされていないところが課題。
「要援護者マップ」作成について、要援護者ごとに担当者を決めておくなど、北区の内容より踏み込んだ箇所もあった。 |