地域活動

政務調査レポート

釧路市こども遊学館(平成19年8月17日)

1.開館2年間の利用者推移について

平成17年度(開館日数226日)来館者数110445名(1日あたり488.9名)
平成18年度(開館日数313日)来館者数104753名(1日あたり334.67名)
→初年度より30%減だが、予想ではもう少し低い予想であった。
〇来館者数を上げる為の工夫

  • 年間パスポートの発行
  • イベント・講座の開催(年間の半分は開催をしている)
  • 市内小学校との連携(市内小学校6年生54クラスが年に1回館内実験室を利用しての授業を開催、その他イベントとして学校が開催―18年度実績22回2000名)

 

2.他の科学館と比べた特徴性

  • 「市民との協働」を掲げ施設を運営している。

職員21名に対しボランティアスタッフ150名で運営(ボランティア養成講座の開催を積極的に推進)

  • 世界で1台の投影機「ジェミニスター」を使ったプラネタリウム

(番組内容や作成まですべてを職員とボランティアスタッフでまかなっている。)
施設内で特に人気のあるイベントである。

 

 指定管理者制度、利用料金制により職員がそれぞれの担当で意欲的な働きをしている点と市民の意識の高さがとても印象的だった。
寒い地域ならではの室内の砂場や大人も楽しめる体験型の設備、プラネタリウムの構成、学校との連携は工夫を感じた。展示設備については3年後をめどに随時新しくしていく予定だが、一度来たら終わりではなく何度来ても楽しめる施設作りが今後の課題になる。


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